車両を運転する方すべてに横断歩道を最優先するルールは健在です。とりわけ有償運送や、送迎業務に関わる私たちには切っても切り離せない法令もありますので、この機会に確認しておきましょう。
目次
横断歩道の基本ルール
横断歩道には、たとえば以下のような標識があります。
横断歩道について、運転者が負うべき基本的なルールは以下の通りです。
- 横断歩道や自転車横断帯に近づいたときは、横断する人や自転車がいないことが明らかな場合以外は、その手前で停止できるように速度を落として進まなければならない。
- 歩行者や自転車が横断しているときや横断しようとしているときは、横断歩道や自転車横断帯の手前(停止線があるときは、その手前)で必ず一時停止をして歩行者や自転車に道を譲らなければならない。
さらに、
- 横断歩道や自転車横断帯やその手前で止まっている車があるときは、そのそばを通って前方に出る前に一時停止をしなければならない。
(横断歩道、自転車横断帯とその端から前後に5メートル以内の場所では、駐車も停車もしてはならない(ただし、赤信号や危険防止のために一時停止する場合などは別)。) - 横断歩道や自転車横断帯とその手前から30メートル以内の場所では、ほかの車を追い越したり、追い抜いたりしてはいけない。
- 横断歩道のない交差点やその近くを歩行者が横断しているときは、その通行を妨げてはいけない。
といったルールもあります。しっかり覚えていきましょう。
参考情報など
SNS等で、交通ルールに関する様々な啓蒙動画などが配信されています。
ぜひ参考にしていきましょう。